恵方とは、その年の福徳を司る神様「歳徳神(としとくじん)」がいらっしゃる縁起の良い方角のことで、天の窓があき、そこから恵みが落ちてくる方位です。恵みとは「出会い」と「チャンス」で運気を上げる構成要素!チャンスの神様は前髪しかない!と言われるぐらい、一瞬で通りすぎていってしまいます。出会いとチャンスを気づかせてくれる方位が、2023年は「南南東」で、そこには沢山の出会いとチャンスが降り注いでいます。
2023年の恵方は「南南東」です。
恵方が切り替わる2月4日の立春(2023年2月4日11:43)から恵方は「南南東」です。つまり旧暦を基本とする、暦上の新年になります。新たなチャンスに気づき、チャンスに乗るための恵方を活用した開運アクションに恵方参り、恵方置き、恵方受けがあります。
恵方参り
自分が住んでいる場所から直線距離で750m(自動車で移動の場合2km)以上離れた場所の恵方にある神社仏閣などにお参りしましょう。但し、お墓や、お稲荷さんは避けてください。
恵方参りのパワーが強い日
恵方参りはご自身のタイミングで、行きたいなと思う時に、お参りしても良いのですが、可能であれば、パワーの強い、立春、春分、夏至、秋分、冬至にお参りしましょう。
2023年2月4日11:43 立春
2023年3月21日06:24 春分
2023年6月21日23:58 夏至
2023年9月23日15:50 秋分
2023年12月22日12:27 冬至
パワーが強い日に行けない方は、春分、夏至、秋分、冬至の節の切り替えから大体1週間ぐらいまでに恵方参りにいかれてください。
恵方参りの仕方
特に難しい事はせず、一般的なお参りの方法でも大丈夫です。
こちらでは、お釈迦様の「てんじょうてんげゆいがどくそん」ポーズでのお参りの方法を紹介します。
「天上天下唯我独尊」のポーズをします。
右手の人差し指で「天」を、左手の人差し指で「地」を指し、背筋を伸ばす。
天と地と自分をつなぎ、宇宙のエネルギーと一体化するイメージ
人がいて恥ずかしい場合は、胸元でそれぞれの方向に指を指すだけでもOKです。
住所・氏名を名乗り、今年の決意を述べます。
以下の3つの言葉を唱えます。
・私にチャンスをください
・私にチャンスを気づく智慧をください
・私にチャンスに乗る勇気をください
と心の中で唱えます。
恵方置き
「恵方置き」は自宅で気軽に行える、開運アクションです。家の中心に磁石を置いて、恵方の延長線上の壁際に恵方グッズを置きましょう。恵方受けとセットで置くと、恵方の気が留まります。
2023年の恵方置きの期間は2023年2月4日~2024年2月3日になります。
2023年の恵方グッズ
山の絵や写真、富士山などは縁起が良い!その他にも、高層建築物のオブジェ(東京スカイツリーなど)、竹細工などを置くと効果的です。
恵方受け
恵方の反対側で、2023年の恵方受けは、北30度を三分割した最も西寄りの10度の延長線上にある壁際に、神社仏閣でお参りした際にいただいた御札や破魔矢などを恵方に向けて置きます。
まとめ
運気が上がる開運アクション、恵方参り、恵方置き、恵方受け、についてご紹介させていただきました。恵方は、天の窓があき、そこから恵みが落ちてくる方位、そして、我々に出会いとチャンス与えてくれます。人はチャンスになかなか気づけない、だからこそ恵方を活用し、チャンスをしっかりと意識して行動していくことが大事です。今年こそ、神様から授かるチャンスに乗る知恵と勇気を活かして、願いをかなえてみてはいかがでしょうか。行動するから、ご縁が変わる、道が開ける。